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2020.07.02 Thursday

怒りの葡萄

随分昔、スタインベックの「怒りの葡萄」を一度読もうとしたことがありますが、その時は途中で挫折してしまいました。

 

この春は、コロナで時間があったのと、1920〜1930年代の世界的な恐慌に興味を持ったこともあって、今回は最後まで読むことができました。

 

この物語は、世界恐慌と同時期の1930年に書かれました。

 

 

世界恐慌真っただ中の時代、アメリカ農民の世界でも、機械化を進める大規模な資本と、そのため、自分たちの土地を追われた農民という、金融恐慌さながらに、格差が拡大していきました。物語は、土地を追われた彼らが、希望や悲哀、絶望を繰り返しながら、故郷のオクラホマを捨て、カリフォルニアを目指し移動する様子が描かれています。

 

しかし、苦難を超えてやってきたカリフォルニアでは、既に同じような農民たちであふれかえり、オレンジの収穫や綿摘みの仕事さえ無くなり、地元からも排除されるという仕打ちを受けます。

 

「怒りの葡萄」に描かれた格差社会は、決して昔の話ではありません。歴史は続き、歴史は繰り返されることを改めて認識させられた一冊でした。

 

余談ですが、彼らの移動中、登場するルート66は、20代の頃、憧れの国道でした。ジャズのスタンダードナンバーとしても知られるルート66に出てくるアメリカの地名。一度は、ルート66に沿って、旅をしてみたいと思っていました。(高速道路の完成とともに、1985年に国道66号線は、正式に廃線になっていたそうです。知りませんでした!!)

 

ということで、忍耐力のある方は、ぜひ「怒りの葡萄」をお読みください。

 

歩きたくなる靴はフットクリエイト。ご相談の方は、電話0753653748または、こちらよりご予約ください。

 

 

 


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