2017.10.22 Sunday

叩かれて、叩かれて

台風やら選挙やら、今日の日本列島は、何となく慌ただしさを感じます。大きな災害にならなければよいのですが…。

 

この秋は、家の仏事が重なって、あちらこちらのお寺やお墓へ出向く機会が多かったのですが、読経の最中にお坊さんが叩く、木魚のことが、ふと気になりました。

 

まず、なぜ「魚」なのか?調べてみると、木魚だけでなく、禅寺では大きな魚の形をした木の板が吊るされ、ある時間に鳴らされたりもしているそうです。何でも、魚は昼夜を問わず目を閉じないため、寝る間を惜しんで修行に精進しなさいという意味を持ち、木魚もそれに似たような意味合いがあるそうです。

 

お寺で使用する木魚は、愛知県の安西市だけでしか作られていないそうで、よい響きを出すために、彫った木を3年〜10年乾燥させるなど、非常に手間暇のかかった一品です。

 

中が空洞になっていて、読経の際、あの独特の響きでリズムをとるという大切な役割を持つ木魚ですが、それにしても、ひたすら叩かれるだけに生まれてきた「彼」のことを、気の毒に思うのは私だけなのでしょうか。

 

 

 

 


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